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東京大学グローバル・ナビゲーション・ボード2025年度年次会合を開催

掲載日:2026年3月27日

2月20日に、東京大学グローバル・ナビゲーション・ボード(GNB)年次会合が開催されました。GNB委員は藤井総長によって任命されており、大学、ベンチャーキャピタル、EdTech(エドテック)、NPOなどの幅広い分野で活躍する世界的に著名なエキスパートによって構成されています。GNBは、UTokyo Compassに示されている東京大学の包括的なビジョンに沿って知見・助言を提供いただくことを目的としています。

本年度も終日にわたって年次会合を開催し、「Designing the Future of Learning: How UTokyo Can Meet the Challenges of a Changing World」をテーマに、インテリジェント・エイジ、つまり、AI と共に生きる社会における、未来の学びについて、GNB委員、本学役員、本学の全ての教育部局の長とで議論を行いました。
また、本年度のテーマについてデザイン思考のワークショップを実施し、現在学生や教員が置かれている状況と、その未来のあるべき姿を考えることを出発点に、本学が輩出していくべき人材像や、未来の学びについて理解を深めました。

目指すべき人材として、AIの活用を前提に思考・判断・創造できると同時に、強い批判的思考力、倫理観、社会的責任感を備え、複雑で不確実なグローバル課題に対し、システム思考と協働によって解決策を生み出せる存在であることが共有されました。また、変化に耐え挑戦を続けるレジリエンスや、既存の枠を超える起業家精神も重要な要素とされました。 
その実現に向け、教育の在り方については、大規模講義中心から、少人数・対面・実践重視の学びへと転換し、教室内外でAI活用を前提とした課題やプロジェクトに取り組むことが求められる点が確認されました。知識の習得に加え、思考様式や価値観を育てる「マインドセット&スキル・ラボ」を基盤とし、教員はファシリテーター/コーチとして学生の学びに伴走し、産業界や実社会と連動した学びを実現していくことが期待されています。
 


他にも、2024年度年次会合のテーマについての進捗報告のセッション、GNB委員と若手研究員とのディスカッションセッションを実施したほか、会議終了後には学内のレストランにてフェアウェルレセプションが開催されました。

GNB委員からは、来年度が藤井総長の任期の最終年度であることを踏まえ、改革の取組を一層加速すべきであること、また、その実現に向けてGNB委員をはじめとする学外の方々の多様な力をより積極的に活用すべきことについて、ご意見をいただきました。さらに、GNB委員としても積極的にご支援いただけることや、そういった機会を複数回設けることが望ましいとの、力強いご支援のコメントを多数いただきました。

今回のGNBでは、全体を通して、多くのGNB委員から、本学が取り組む変革に対し、極めて高い評価と力強い支持をいただきました。また、構想を着実に実行し、その成果を分かりやすい形で示していくことの重要性と、変革を継続する必要性についても、期待や助言が寄せられました。
GNB委員から寄せられた意見や当日の議論を活かし、今後より具体的な成果につなげられるよう、取組を一層進めてまいります。
 

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